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ガンとアルブミン値とCRP値

ガン患者の方は血液検査で
 

低アルブミン、リンパ球数減少、CRP上昇


をみることでガンの予後不良の指標を得ます。

 

CRPとは

C-リアクティブ・プロテインというもので

体内で炎症組織細胞の破壊などが起こると

肝臓で作られて血中に流れ出て、増加します。

つまり、炎症が強いほど血清CRP値は高くなります。

 

CRPの基準値は0.3mg/dl以下で、

一般的に10mg/dlを超えると入院を要します。

 

通常、体に傷ができると免疫機能が働いて

炎症反応を起こし ⇒ 傷を修復

⇒ 修復が終われば炎症反応も終わるのですが、

 

ガン細胞はいつまでも炎症反応を続けさせ、

炎症をベースに腫瘍血管の新生を進行させます。

 

炎症反応によってマクロファージが活性化され、

プロスタグランジンE2がたくさん産生されます。

そうなるとリンパ球の働きが弱くなったり、

ガン細胞が増殖されたりします。

 

そうならないためにも炎症を抑えるために

漢方では清熱解毒薬を使用する場合があります。

 

清熱解毒薬には・・・

抗炎症作用、抗酸化作用、

抗菌・抗ウイルス作用、

解毒酵素活性化作用などがあると

報告されています。

 

アルブミンAlb(血清アルブミン)

「血清」に含まれているたんぱくの主成分のひとつで

血中のタンパクの栄養指標となります。

肝臓で作られるので肝機能の指標ともなります。

 

末期ガンや進行ガンでは

栄養失調と炎症によってアルブミン値が低下します。

 

アルブミン値が低いと、

抗生剤などの薬が効きにくく、

免疫力や筋力が低下してしまいます。

 

また、ガンの状態によっては

術後や抗がん剤使用、放射線治療などによって

体力や免疫力が低下している場合には

補中益気湯十全大補湯四物湯

人参栄養湯、八味地黄丸など

『補う』漢方を使用することもあります。

 

その他、瘀血をとる逐瘀薬や滋養を与える薬を

併用したりする場合もありますので、

 

人によって処方が違います。

 

体調・体質や経過を見ながら

慎重に最善のお薬を選びますので、

詳しくは当店にご相談ください。